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ISOに基づく認証事業の基準STANDARD

  JHIA-MSセンターでは、ISOに基づく認証事業を次の基準に基づき行っています。

1 マネジメントシステムの認証基準

マネジメントシステムの認証を希望する組織は、次の基準に適合したマネジメントシステムの構築、運用、維持をしなければなりません。


(1)基準名称


@ 品質マネジメントシステム:

JIS Q 9001:2025(ISO 9001:2015+Amd 1:2024)
品質マネジメントシステム−要求事項(追補1)
(Quality management systems−Requirements)
※JIS Q 9001:2015は令和7年3月21日付で
改正されました。
この追補は、改正内容が記載されていますが、
JIS Q 9001:2015を併読して用いて下さい。


A 環境マネジメントシステム:

JIS Q 14001:2025(ISO 14001:2015+Amd 1:2024)
環境マネジメントシステム−要求事項及び利用の手引き(追補1)
(Environmental management systems−Requirements with guidance for use)
※JIS Q 14001:2015は令和7年4月21日付
で改正されました。
この追補は、改正内容が記載されていますが、
JIS Q 14001:2015を併読して用いて下さい。



注:上記規格は、日本規格協会グループ(http://www.jsa.or.jp/)で入手(購入)できます。


(2)適用範囲


@ 品質マネジメントシステム:






この規格は、次の二つの事項に該当する組織に対して、品質マネジメントシステムに関する要求事項について規定しています。






  1. 顧客要求事項及び適用される法令・規制要求事項を満たした製品を一貫して提供する能力をもつことを実証する必要がある組織

  2. 品質マネジメントシステムの継続的改善のプロセスを含むシステムの効果的な適用並びに顧客要求事項及び適用される法令・規制要求事項への適合の保証を通して、顧客満足の向上を目指す組織


A 環境マネジメントシステム:


この規格は、組織が、法的要求事項及び組織が同意するその他の要求事項並びに著しい環境側面についての情報を考慮に入れた方針及び目的を策定し、実施することができるように、環境マネジメントシステムの要求事項を規定しています。
この規格は、組織が管理できるもの及び組織が影響を及ぼすことができるものとして組織が特定する環境側面に適用します。
この規格自体は、特定の環境パフォーマンス基準には言及していません。
この規格は,次の事項を行おうとするどのような組織にも適用できます。


  1. 環境マネジメントシステムを確立し、実施し、維持し、改善する。

  2. 表明した環境方針との適合を自ら確信する。

  3. この規格との適合を次のことによって示す。
    1) 自己決定し、自己宣言する。
    2)適合について、組織に対して利害関係をもつ人又はグループ、
      例えば顧客などによる確認を求める。
    3) 自己宣言について組織外部の人又はグループによる確認を求める。
    4) 外部機関による環境マネジメントシステムの認証/登録を求める。



(3)要求事項


要求事項(項目対比)
品質マネジメントシステム
JIS Q 9001:2015(ISO 9001:2015)
環境マネジメントシステム
JIS Q 14001:2015(ISO 14001:2015)
適用範囲 適用範囲
引用規格 引用規格
用語及び定義     3     用語及び定義
組織及びリーダーシップに関する用語 3.1
計画に関する用語 3.2
支援及び運用に関する用語 3.3 
パフォーマンス評価及び改善に関する用語 3.4
組織の状況 4 組織の状況 4
組織及びその状況の理解 4.1 組織及びその状況の理解 4.1
利害関係者のニーズ及び期待の理解 4.2 利害関係者のニーズ及び期待の理解 4.2
品質マネジメントシステムの適用範囲の決定 4.3 環境マネジメントシステムの適用範囲の決定 4.3
品質マネジメントシステム及びそのプロセス 4.4 環境マネジメントシステム 4.4
リーダーシップ 5 リーダーシップ 5
リーダーシップ及びコミットメント 5.1 リーダーシップ及びコミットメント 5.1
方針 5.2 環境方針 5.2
組織の役割、責任及び権限 5.3 組織の役割、責任及び権限 5.3
計画 6 計画 6
リスク及び機会への取組み 6.1 リスク及び機会への取組み 6.1
品質目標及びそれを達成するための計画策定 6.2 環境目標及びそれを達成するための計画策定 6.2
計画の変更 6.3
支援 7 支援 7
資源 7.1 資源 7.1
力量 7.2 力量 7.2
認識 7.3 認識 7.3
コミュニケーション 7.4 コミュニケーション 7.4
文書化した情報 7.5 文書化した情報 7.5
運用 8 運用 8
運用の計画及び管理 8.1 運用の計画及び管理 8.1
製品及びサービスに関する要求事項 8.2 ー  ー 
製品及びサービスの設計・開発 8.3
外部から提供されるプロセス、製品及びサービスの管理 8.4
製造及びサービス提供 8.5
製造及びサービスのリリース 8.6
不適合なアウトプットの管理  8.7 
ー   ー 緊急事態への準備及び対応 8.2 
パフォーマンス評価  パフォーマンス評価 
監視、測定、分析及び評価  9.1  監視、測定、分析及び評価  9.1 
内部監査  9.2  内部監査 9.2
マネジメントレビュー  9.3  マネジメントレビュー  9.3 
改善  10  改善  10 
一般  10.1  一般  10.1 
不適合及び是正処置  10.2  不適合および是正処置  10.2 
継続的改善  10.3  継続的改善  10.3 


2 マネジメントシステム認証機関に係る基準

マネジメントシステムの認証事業を行なうJHIA-MSは、認証機関として次の基準に適合したマネジメントシステムを構築、運用、維持しています。


基準名称:JABがマネジメントシステム認証機関を認定するための基準

 (注)JIS Q 17021-1:2015(ISO/IEC 17021-1:2015)「適合性評価−マネジメントシステムの審査及び認証を行う
    機関に対する要求事項」を変更することなく採用しています。

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