みなさん、こんにちは!
みんなは、
自分のおうちやお
友達の
家で
石油ストーブを
見たことがあるよね。
その
横や
裏側にこんなマークがあるのを
見たことがあるかな?
ここでは、みんなが
目にする、この「
認証マーク」について
紹介するよ。
全部読んだら、
君は
認証博士になれるかも!
認証って何だろう?
ここでいう「認証」は、メーカーが、ある一定のルールに従って作った製品に対して、JHIAがそれを検査して「確かにルールどおりに作ってあるね。」と認めることだよ。
安全にかかわることだからね。ちょっとのことも見逃さないぞ。
「認証マーク」ってなんだろう?
ただのシールじゃないんだ。
経済産業省で
出しているJIS(
日本産業規格)をもとに
作られたJHIA
検査基準をクリアした
製品にだけ
与えられる、いわば
勲章なんだ。
この
検査基準を1つでもクリアしない
製品は、「
認証マーク」をつけることができないんだ。
「
安心のマーク」ってことだね。
「
認証マーク」は、
製品の
側面(
横)や
背面(うしろ)にあるよ。
お
家やお
友達の
家で
見つけてみよう!(
必ずお
家の
人と
一緒にね!)
JIHAではどんなものを「認証」するの?
JHIAでは、
石油に
関連する
製品のなかでもみんなの
生活にとても
身近な
家庭用のものを
対象としているんだ。
たくさんありすぎて
書ききれないけれど、
例えば、
石油ストーブ
ファンヒーター
ボイラ
石油小形給湯機
燃料電池
などがあるよ。みんなのまわりの「
認証マーク」をさがしてみよう!
第三者機関ってなに?作った会社が自分で検査してはいけないの?
「
第三者機関」という
言葉を
聞いたことがあるかな?
簡単に
言えば、
生産者(メーカー、
作った
人)でもなく、
それを
使う
消費者(その
製品を
買って
使う
人)でもない
団体のこと。
作った
人ではなく、まったく
関係のない
人が
検査することによって
「
公平性」や「
透明性」「
中立性」が
保てるんだ。
また、
作った
人も、
欠陥商品を
世の
中に
誤って
出してしまったり、
それによって
生ずる事故などを
未然に
防ぐことができるんだ。
買う人(みんな)にとっても
同じこと。お
家で使っていて
事故になったら
怖いよね。
でも、「
第三者機関」の「
認証マーク」があったら
安心して
買うことができるよね。
だから、「
第三者機関」が
必要なんだ。
次に、
作った
会社が
自分で検査してはいけないの?ということについてだけれど、
日本の法律では、
認証を
強制していないんだ。
でもね、「
第三者機関」のお
話のところで
言っているように、
製品に対して、
真剣になればなるほどまったく
関係のない
「
第三者の厳しい目」が
必要なんだ。
「認証」って絶対に必要なの?「認証」を受けないとどうなるの?
「
認証」は、
絶対受けなければならないものではないんだ。
だけれど、
作った人たちは、あらゆる
角度から
製品をみつめ、
世の中に
送り出すんだ。
その
方法の1つとして、
認証を
受けるんだ。
同じ会社の人ではなく、消費者(みんな)でもない、
全く関係のない
冷静な目をもったJHIAで
認証を
受けることによって
社会からも
信頼される
製品となっていくんだ。
また、
消費者(みんな)が、
製品を
買うときに、たくさんある
中で
「
認証マーク」は、
安心の目安となるよね。
作る人、
売る人、
買う人、みんなにとって
目安となるマークなんだね。
どんな検査をやっているの?
フッフッフッ…。それは
秘密です―。
ということは、
絶対にありません。
JHIAの
検査には「
基準」というものがあるんだ。
これは、
通常「
検査基準」と
呼ばれているものなんだ。
この「
検査基準」は、
経済産業省が出しているJIS(
日本産業規格)をもとに
作成されているんだ。
具体的にどんな
試験があるかというと―
- つまみなどの手で触るところは、熱くなりすぎないか。何千回動かしても壊れたりしないか。
- 万が一、製品が転倒してしまった場合、10秒以内にきちんと消火するか。
- 風が当たっている間やそのあとに、火が勝手に消えてしまったり、大きな炎が出てきたりしないか。
- 製品の使用中に煙が出たり、火が出たり、油が漏れたり、壊れてしまったりしないか。
- 地震のときは、対震自動消火装置がきちんと動くか。
- 突然、停電になったとき、危険な状態にならないか。
このほかにも、たくさんの
種類の検査があるんだ。
その1つ1つを
検査員の厳しい目でチェックしているんだ。
また、これらの
検査の実績や経験を踏まえて、JIS(
日本産業規格)の
原案を作成しているんだ。
「認証」を受けるにはどうすればいいの?
まずは、JHIAに相談して欲しいな。
そしてその後は、
「申請→検査→認証」の順番になっているんだよ。